brain-transformation

『brain transformation』第一章2

では、脳の変革セミナー
第一章 ②を解説させていただきます

この講義では

大脳新皮質思考の左脳①を使うための方法を解説させて頂きます

そのためには、
左脳①の敵となる
左脳②のどんな点が要注意なのかを、
もう少し理解を深めていただく必要があります。

したがって


左脳②の特徴を理解していただき
その左脳②思考から、抜け出すための全体像を次にお話し

左脳①思考を保つための
脳の再訓練の方法をお伝えします

脳の再訓練を行う際に
あなたの脳に新しい神経結合を作るので

神経結合のしくみについても少し触れていきます

実際の細胞同士の電気信号の動きを直接みることで、

神経回路がどの様に脳内で動いているか
イメージしやすくなるとともに
左脳①が働くきっかけを作ることができます
ではみていきましょう。

●全体像のなかではまだ、知識編〜手順編の間くらいに位置しています。

それではここからは、
左脳①の敵

●怠惰と停滞の原因
左脳②について解説していきます。

いわゆる左脳②は
恐怖脳、不安脳、エゴの脳として
活動しています。

だいたい、どんな人でも13歳までに外部情報を入力し、セルフデータを作成
そのデータに基づきセルフワールドを構築することで

●セルフワールドを通して現実、出来事、情報、物事を捉えているのが左脳②です

つまり

セルフワールドを元に脳内に表象を作り出し
過去、現在、未来をセルフワールドのなかで行ったり来たりしながら

過去の経験や体験を元に、現実の情報を歪めて解釈し、

悩みや、不満、不快感を生み出してしまう脳

なのです。

・左脳②の全体像

セルフワールドの中に眠る記憶によって
負、悩みを生み出すことで
過去バイアスといわれるバイアスを作る原因にもなっています。

●左脳②は安全な状況、自分を傷つけるものがなければ、はじめて警戒をといて解除体制になりますが

もし、自分を、傷つけるものがいる、またはいるかもしれない、安全でない、と判断
されれば
即座に
逃走か闘争体制に移ります

痛みを理由に、物事に取り掛からない、何かをやらない言い訳にし、自分の体の安全と
心の安全を守るよう過度にプログラムされています

脳をハイジャックする強い働きもあるので
反対側の半球細胞の動きを抑制し支配することもできます

左脳②思考からいち早く左脳①思考に切り替えなければ

内的な夢は実現できません

そのために、

左脳②思考の沼にはまらないための方法を
みていきましょう

左脳②を認識できる力を手に入れれば、
呪縛から解き放たれ自由になれます

自分の人生どころか、
他人の人生すらコントロールする技術が得られるようになるので、

悪用しないようにしてくださいね

まずは左脳②思考が具体的にどんなものなのか
もう少し理解を深めましょう

この講義を受けていない普通の方は
一般的に低次の脳、大脳辺縁系思考にドップリつかり、騙され放題になっています。

自分が、低次脳思考に陥っているとは自覚をもつことすらできず、とてつもない力で人生を支配されています
多くの人は全く気づきません

今この講義を受けてくれている方は
これから左脳②思考が脳をハイジャックしたとき

「あ、今私の脳内で左脳②思考が起きてる」
と気付くことができるので、あらゆることに騙されず、意識を内的因子に結びつけ治すことができます

あなた自身の喜びや、目的、自己実現、成長、好奇心に意識を向け直すことができます


この第1章➁では
まず、

ステップ1では、
左脳②の悪夢について、理解を深め
ステップ2では
左脳②から抜け出す方法を知る
ステップ3では
左脳1優位を保つ方法を知りましょう

●では、まずは、ステップ1からみていきます

左脳②の悪夢とは
一体なにをさしているのでしょうか。

こちらを解説していきます。

●これは、左脳②が創り出すセルフワールドにより、現実を歪めて見てしまっている脳の問題点を指摘している図です。

私達が現実だと思って「見えている」と認識している
目の前の映像は実は「現実ではなく」

脳が現実の情報を繋ぎ合わせて
投影した映像に過ぎないということです。

人間は、見たものをそのまま
認知できないので
一度脳内に、現実をプロジェクションマッピングのように
脳内に再現して認識しているにすぎません。

ただ、ここで問題点になってくるのは

脳の門番には左脳②・右脳③という
二人の大脳辺縁系がいて

さらに目の前の現実が自分にとって
「安全か・脅威か」と判断するための
スーパー警備員左脳②が目を光らしているせいで

一度左脳②という偏見で偏りまくった
枠を通して現実を認識してしまっている脳の仕様が
ここで注意しなければならない点です。

私達の脳は、過去私達が経験してきたセルフワールドと
一貫性のとれた、都合のよい解釈をしながら
リアルワールドを認知しており

セルフワールドという
内部モデルを通して認知したものを
現実として「投影」しているのです。


セルフワールドを通して
現実・出来事・情報・物事を捉えているせいで

どうしても悩みを
生み出しやすくなってしまうのです。


セルフワールド、セルフデータによる
左脳②による歪みは、

歪んだレンズ、歪んだメガネをかけているようだと表現されます。

これを難しい言葉でいうと、認知バイアスと、よびます。

あくまで科学的修法で検証された
「認知の偏り傾向」のことですが
大多数の人はそういう傾向をもっているんだということを示しています。

視覚・聴覚情報は、脳内で加工され処理されるのに対し
触覚は脳内加工されないという特徴があります。

したがって脳内で記憶のネットワークが作られるとき、
省エネのために脳は

視覚・聴覚から得た情報を

似通った記憶をグループ化したり、
繋ぎ合わせたりして
記憶を改ざんしながら蓄積します。

整理し直すと、
左脳②によってセルフワールドが造られ
セルフワールドによって認知バイアスという歪んだメガネをかけているせいで

現実=リアルワールドを直視できず
歪めて現実を見ており
見間違いを起こしていることが多数ある

ということです。

●これは、
セルフデータで構築された
セルフワールドにピッタリの意見のほうが

大脳辺縁系の左脳②によくなじみ、
処理流暢性が高く(わかりやすい)
理解するのにエネルギーが少なくて済み
思考量を使わなくてすむため

結果、「正し」くはないが、左脳②にとって
「気持ちがいい」ことを、示しています。

私はこれを

●「あぁスターメリーの法則」と呼んで
自分の思考が左脳②思考にどっぷりつかってしまわないように
注意しています。

ああスターメリーとは
左脳②の傾向を
頭文字をとって
覚えやすくしたものです。

クリスマスツリーの一番上に飾られた
スター、星の飾りがどうしても欲しかった
子供のころの思い出からつけました。

安全であることは
なんか好きかもに脳内に変換され
好き=善良であるのだから
正しいことであり
それは私にとってメリットがあることを表しており
リスクももちろん小さい

という左脳②の偏った認知のゆがみを表しています。

前提として、脳はホメオスタシスが優先され
現状維持を好むので
現状維持できる=安全である

という概念がものになっています。

これをうまく利用しているのが
●当時のトランプ大統領が支持される理由の1つとも言われています。

彼は処理流暢性の高い、つまりサウンドバイトが最小の単語を使う傾向があります。
小学5年生でもわかるような簡単な単語をポンポンと使うということです。

結果的にそれらは、短く、わかりやすく、
スターメリーの法則が働きます。

分かりやすい、つまり大脳辺縁系にとっては、理解しやすい。

これは、理解しやすいことがすでに安全、と判断され

安全であることは
なるほど!と好感を持てるため、
好かれやすくなる傾向にあります。

サウンドバイトを最小にすることで、
認知負荷が減り、

左脳②の「直感的に正しい」と、おもえる行動のほうが

結果、メリットが大きく、リスクは小さく判断され

左脳①的によくよく論理的に考えると正しくないことでも
左脳②的には直感で正しい、と判断され

結果、左脳②にとって都合の良いことを信じることが、
「気持ちいい」と感じるのです。

恐ろしいことに

人間は判断が難しいとき
困難なときには

自分の左脳①で思考するのを放棄して
無意識のうちに

デフォルト値を選んでしまうという
デフォルト値効果という認知バイアス
生じてしまいます

思考エネルギーを温存するために
左脳②や脳のホメオスタシスが

過剰に現実維持を選ぼうとします

はなしをもどしますが、

人間の初期設定では

左脳①的に正しい

方ではなく

左脳②的に正しい方
つまり気持ちがいいほうを選ぶ
大脳辺縁系に忠実な生き物なのです

●さて、
ではここからは、
左脳②的に正しい
気持ちいい直感から抜け出し

左脳②の汚染を除去して

左脳①による研ぎ澄ませれた直感と
論理的思考を使っていく方法を
解説していきます

直感的に正しい左脳②思考に甘えず
実際に正しい左脳①思考を
選べるようにしましょう。

ステップ2
●左脳②から抜け出す方法を知る

これは第二章から詳しくでてくる概念にもなるので
ここでよく講義の内容を頭にいれておくようにしてください

●左脳②思考から抜け出し
どんな困難もチャンスに変えてしまうのは
「認知の転換」を行い
左脳②の「過剰学習」を強制的に
止めさせる方法
です。

左脳②は通常「ネガティブサイクル」を回し車に乗ったハムスターのように、

グルグルと回り続けていますが

この回転を左脳①の力で止めさせることもできます。

●ステップ

①幸福の半事実を理解する
②今を切り取って考える訓練をする(メタ認知)
③左脳②思考が非現実(セルフワールドによる表象)であり
事実そのものではないことを左脳②に理解させ害はないことを理解させる
④脳の再訓練をして、プログラムし直す

●では①の幸福の半事実を理解する
から解説していきます

まず、幸福の半事実とは

幸福という概念は
外的環境に左右されるものであり

脳の中で創り出した表象であることを
知っておく

ということです。

・外的因子に左右されない
内的因子から生じるものは「喜び」とよばれ

内なる人生の目標、
すなわち自己実現の目標が達成されるときに
「喜び」を感じられるのに比べ

「幸せ」という概念は
すべて外因子によってもたらされる感情であり

「幸せ」という概念に惑わされて
時間を無駄にしないために

外的因子は全て
左脳②で感情を入れて捉えず
左脳①で利用資源を見つけ、
フラットに情報を捉える意識を持つ

ことが、この左脳②から抜け出す唯一のゴールです。

さて、少しわかりづらい概念なので
例を出して説明させていただこと
思います。

あなたが銀行にたまたま立ち寄りお金をおろそうとしているときのことを想像して下さい。

その日はかなりATMが混み合っていました。

お金をおろして出口に向かおうとすると、
何やら怪しい人物が拳銃を構えながら
近づいてきます。

銀行強盗だ、そう思ったのもつかぬ間、
あなたは左腕に一発、銃弾を食らってしまいます。

あなたはこのとき

●「なんて不幸なんだ!」

今このように解釈したでしょう。

ですが、

●「打たれたのが自分の左腕で本当に良かった。自分は幸福だ。」

そう解釈する人もこの世にはいます。

前者は、

自分が、この日銀行に行かずに
腕を撃たれなくてすんだ、
あんな痛い思いはしなくてよかったのに
と嘆き、

脳内で「現実に起きたことよりも幸せな半事実」を想定し、対して「今が不幸だ」と嘆いています。

後者は

「頭だったら即死だった。腕で良かった。」と

●「現在よりももっと悪い最悪な状態」を
脳内で想像し、対して現実の今はそれほど運が悪くはないなとポジティブ解釈している点が異なります。

あるいは

「この銀行には小さな子供もたくさんいた。あのとき自分の腕からそれて、後ろにいた小さな女の子の頭を貫通していたら、きっと即死だっただろう」

とか

「お客さんの中には自分が気づいていないだけで、知り合いや、万一母親や、兄弟がいたとしたら。誰が大切な人を失っていたかもしれなかったとしたら。
それなら、自分の腕くらい、すぐ治るし致命的ではない。一番つらいことは、自分の体の一部よりも大切な人を、目の前で失うことだ」

そう解釈したなら、

「撃たれたのが腕で本当に良かった」と
思う日もくることでしょう。

「幸福」という概念は
私達の脳で作られた「半事実」により
解釈が180度違うものとなる

とても不安定なものだといえるのです。

起きたこと自体が、幸福か不幸かではなく、

あなた達の脳内で「どう解釈されたのか」が
現実を色付けるという事実を
ここでは知っておいてください。

さて、話を戻すと

左脳①で「幸福とは、
脳内でどんな半事実を
選択するかによって定義づけられるんだ」と

今あなたは受け止めることができました。

次にあなたに物事が起きたとき、それが
「幸福」か「不幸」かを決めるのは

あなたの選択次第だと学びました。
あなたはこれから人生の全ての出来事を

これから「どんな解釈で見るか」
選ぶことができるようになりました。

●これが、「認知の拡大」を表しています。

どんな困難もチャンスに変える力は
この左脳①の「認知の拡大」が必要不可欠です。

つまり、幸運を拾い上げられる脳力を
身につけ、脳のポテンシャルを最大限引き上げるスキルを今あなたは学ぶことができました。

これこそ、認知の転換スキルとよばれるものです。

そこで、

●次のステップでは

左脳②の「過剰学習をストップする」
工程に移ります。

過剰学習とは

左脳②の悪い方へ悪い方へ考える
ネガティブサイクルのことです。

先程の、銀行強盗の例で説明すると

左脳①は、「今怪我をした自分は、困難で苦しい、今」と捉えますが

左脳②はとにかくネガティブなので
「もう二度とこの記憶は消えないだろう。」と悲観的に捉え、

無力感にさいなまれ、
ものごとはさらに悪くなるのでは無いかと、どこかで信じ切って

あまつさえ他の関係ない分野にまで
「ネガティブ」を反映させていきます。

そして他の道もきっと全て行き止まりだろうと

努力をやめ、可哀想でつらく惨めな自分を
心の奥に閉じ込めて悲観し続け、非現実に囚われていきます。

また、もう一つ身近な例を出して説明すると

こなすべき課題を
「過度に深刻なもの」として扱ってしまい

手に負えない、難しい、とモチベーションがへし折られ先延ばししてしまったことで

さらに修正機会を失い
先延ばし、取り掛かる恐怖、先延ばし、恐怖、と悪循環ループに入り

遅れを取り戻さないと!と更に手に負えない厳しい目標を自らに課して
よりタイトなスケジュールを強いられることにより
さらに強いプレッシャーにさいなまれ
悩み続けるというのも

左脳②の過大過剰学習です。

とにかくネガティブで好ましくない
ことはわかっていただけだと思います。

さて、この左脳②の呪縛から
逃れたいときは、

●ステップ2の
「今現在を切り取って考える(メタ認知)」に進んでいきましょう

●メタ認知するということは

左脳②によるネガティブサイクルを
一旦断ち切るため
左脳①思考で一段上のレイヤーから自分の状況をフラットに観察し
認知を上書きしてしまうことです。

人間の脳には大脳新皮質より強い
大脳辺縁系からの指令が常に出続けており、

私達を惑わしています

ですが目標達成のためには
大脳辺縁系思考、左脳②思考に
いつまでも囚われていてはいけないので

左脳①思考で
「プラスの価値」を見出し
自分より優れている属性xや、スキルxには
「全て利用資源」
であり、
否定的な見方をすると損をする

という解釈を忘れないでください

自分より優れたものをみると
妬ましく敗者でいたくない、
と左脳②で思ってしまいがちだが

その考えは左脳①のメタ認知で
切り捨てることができます

自分には達成したい目標があるのだから、
属性x.スキルxを教えてもらい

その高度な技術をらくして習得させていただこう
(資源として利用させていただこう)

と、自分にとって内的な利益が生じる思考法を
選び取る選択をしてください。

感情をいれて物事を判断するのは
左脳②の思考回路です。

●他人を決めつける「評価」からなるべく
入らないようにするのがポイントです

客観視できる視点をもてているか、
感情をいれずに
ありのままにフラットに
現実を受け止めることができているのかがポイントです

メタ認知することで
物事を否定的に捉えたほうが
自分は損をするのだという思考回路を
脳内に作ってください。

これで、あなたはもう左脳②の悪夢には取り憑かれにくくなります。

●左脳②思考に陥っているときは
・敗者でいたくない
・苦しいままは耐えられない
と感情をいれて非現実を現実として認識し

ヒョウゾウとして
映し出して固定概念や偏見、バイアスに
まみれた目で現実を見て受け入れてしまっています

●自分の脳内世界=セルフワールドで
価値評価を捏造し
書き換えてしまっているのです

たとえば

ブサイクな人は中身がいい!とか
高学歴は心が冷たい!とか
スポーツマンは筋肉バカ!とか

無自覚に、セルフワールドにて密かな
復習をとげる左脳②型人生はもう終わりにしましょう

1人敗者復活戦をしている場合じゃ、ない

とあなたがツッコミを入れれるようになりましょう

羨ましい、凄いに出会ったとき
どうするべきか

人生を切り開いて行く力は
選択の自由はもう、できるように
脳内配線は作ってあります

それでも
左脳②思考にとらわれてしまっている時は

●ステップ③の

左脳②に表象が非現実であること
認識させる作業を行います

●左脳②は自分が脳内で作り出した
半事実のうち
現実より過度に幸せな未来を創造して
現実はなんて
「不幸だ」と

現実に危険を感じて打ちひしがれています

この時、左脳②は

不幸を他の分野まで当てはめ伝染させていく

「ネガティブサイクル」に陥ってしまっています

今感じている不幸が

●・永続的で長期的なものだと解釈し
もう二度とよくならないかもと感じます
・きっと他の道も全て行き止まりだろうと拡大解釈し
・努力なんて辞めよう
という無力感にとらわれ
・悲観的になり
人生は不幸の連続だと考え
物事はさらに悪い方向へ進むのだろうと
希望を見出せず
もちろん解決策もわからない

こう解釈しているのです。

この左脳②思考を打ち消すには
左脳①思考で
過剰な思考を断ち切り

時間軸を「今」として独立させて
過去や未来のふの呪縛から切り取り
1つの空間に閉じ込める考え方へ転換させなければなりません

左脳②は縦のプロセッサだと
一つ目の講義で説明しましたね
過去と未来に渡って不幸を連鎖的につながっていくものだと
解釈している思考を
ここで断ち切るイメージです

例えば
先の拳銃で撃たれた事例の場合

●今けがをした自分は、困難で苦しい「今」であり
一時的で
短期的で
限定的な
今 起きている現象なのだと自覚し
これは人生のわずかな一部分であり

これをもとに成長の見込みさえある、と良い方向へ考えます

そしてこの痛みは決して永続的に続くものではなく
解決策は分かっているのだと
自分で自分に言い聞かせます

こうして、過去や未来に過度に干渉させることなく
今、この瞬間のみの現実として
今現在を切り取って考えられるのが
左脳①思考のメタ認知技術です

そして

このメタ認知技術の知識を
頭に入れた状態で

左脳②を抑え込むための畳み掛け8ステップ
の質問を自らになげかけます

●左脳②をおさえる8ステップの質問はこうです

1 そう信じる根拠はあるのか
2 完璧にそれを立証できるか
3 誰かがそんな理屈を言ったら君は手放しで納得するか
4 客観的にみてその考えは屁理屈に聞こえないか

5 もっと適切な反応の仕方はないか
6 もっと別の半事実を作ることはできないか
7 今の状態が本当に悪い状態であるとしても、反論を
行う前に感じたのと同じ位、悪いか考える
8 最初に思い込んでいたほどには、絶望的ではないのではないか

●この8ステップの質問に全て答えた後に
左脳② に
「自分が創造した程には現実は悪くない」
と悟らせることがこの質問の目的です

左脳②思考を弱まらせることが一瞬でもできれば
そこに左脳①思考を割り込ませる余地が作れます

もう一つの現実・もう一つのシナリオ
もう一つの半事実を思い浮かべ、
あなたのためになる選択を選ぶことができるように
認知を変える事ができるようになります

このように幸運だと思えるもう1つの半事実を選択可能にし

「困難をチャンスに変える」のは

左脳①による一種の後天的技能であり訓練を重ねた者のみに
与えられる報酬であり結果なのです

このように

脳を再訓練しプログラミングし直す作業を繰り返し
メタ認知ができるようになることで
脳内配線は変えられることが分かっていただけると思います

●これからは
無自覚にセルフワールドで復習を果たす自己愛の強い
左脳②思考を使う脳内配線ではなく

できるだけ
左脳①思考で
人生を自分の認知の力で切り開いていく脳内配線を
使うように脳を使っていくように
しましょう。

この左脳①思考さえ
使えるようになる脳内配線ができあがれば

前回の講義で解説させていただいた通り


「行動命令を左脳1でだし(意志)」
「RASが左脳1が求める情報を自動収集してくる」ことが可能です

そしてその集めてきた情報を元に
●計画を立てる、改善し、修正することで
作業を繰り返し

「アセチルコリン、ドーパミンも分泌され、動的幸福感を感じながら」
「好循環サイクル」を回しながら目標達成にむけて
あなたは動く姿勢を手に入れることができます

そしてあなたは

成功脳の9ステップを踏みながら
マズローの自己実現の目標達成にむけて
左脳②思考にとらわれずに
階段を1段ずつ登ることができます

自己実現の目標達成の過程で
何らかの社会的貢献をはたせば
帯状回スイッチというものが入り
セロトニンやアセチルコリン、ドーパミンが分泌されることで
さらに好循環サイクルへ突入することもできます

左脳①思考が出来るようになるだけで
これだけのことが叶うようになります

メリットしかもはや
ありませんよね

しかも左脳①が命令を出せば
「RAS」という「網様体賦活系」
があなたの望む情報を自動で仕入れてきてくれるから
とても脳は便利に進化しているな、と思います

RASが情報連れてくる

とは
どういうことか?
信じられないと思いますので
少し詳しく書いておきますね

●RASは情報の仕分け場として
活動しています

脳は毎秒4億ビットの情報処理をしていますが
意識処理情報は
2000ビットまで制限されています
99.9999%は無意識にラスが切り捨ててくれているのです
そうでなければ
脳は情報処理に耐えられずパンクしてしまうのです

このRASがあるおかげで

あなたは目標地点さえ決めさえすれば
どのように達成するかは
RASが情報を収集してきてくれる
ということです

・RASは、自分が、重要だと思うもの
大事なものだけ拾い上げてくれるツールなのです

●例えるならグーグルマップで行きたいところ
目的地を入力したら

最短経路を表示してくれる機能と一緒です

どこへ行きたいかさえあなたが決めれば
どうやって行くかはRAS任せでOKで
探すように命じたものを確実に見つけてきてくれます

そのRASが連れてきた情報によって
人間の脳内では新たな思考や感情が生み出されます

それをもとにどんな行動意欲が起きるか
意欲を掻き立てる役割もあります

こんな言葉があります

今までのあなたの過去は
過去にあなたが、あなた自身や他人に言い聞かせられてきた言葉の集まりでできている。

否定的言葉が多ければ、
RASはおのずとその言葉によってプログラミングされ、
人生に悪影響を与える情報を集めてもきます

それらによってさらに自分たちのセルフイメージは影響され、毎日
無意識的に否定的な影響を
受けることでそのとおり行動してしまうことも事実です

起業家のブライアン・トレーシーもこう言っています。

「あなたは、生きてる磁石だ。あなたの人生は、あなたを支配する考え方に共鳴するものが、引き入れられる」

これも、RASによって
あなたの臨んだ情報しか集まってこないことが言われています。
ですので
話を戻すと
左脳①による「意志」の力が
とても重要になってくるのです

●では実際に、大脳新皮質を使って思考することが大切なのは分かったけど、

実際にどうすれば左脳①が使えるようになるか

STEP3をお話します。

左脳①とは

望む方向に自分を変えるために「意志」=行動命令をくだし、人生を進めていくための世界観や信念を確立していく脳です。

●あなたが新しい自分になりたいと願うとき、
思考と感情の基盤となっているのは
脳科学的にいうと

新しい刺激に反応して
脳の中に新しい神経結合を作ることです。

どのニューロンとコミュニケーションするかを組み替える能力を
●神経のかそせい(可塑性)
と呼んでいます。

この神経のかそせいこそ、
新しいことを学ぶ能力の根底です。

思考の元となっている
細胞の解剖学構造が変化し
●思考や感情の、基盤となる細胞間の構造は
自発的に変える事ができる力を

人間は持っています。

たとえば、幸せというのは、
左脳②が元となって創り出している想像です。

幸せは、外部の物事や、人、場所、考え方に
左右されるものです。
幸せの経験は外部の状況に依存し、
その幸せ、不幸の根底をなす回路は左脳②です。

はげしい感情というのは
●全て左脳②の回路上で稼働している細胞群である

このことを知るだけで

・意図的
・意識的に
●左脳②の痛みから離れ
そのエネルギーを発散させる戦略がとれるようになります

左脳②の思考回路上で識別する
訓練をして

左脳①で静かに心のうちに自覚し

今この瞬間を切り取って認識し
左脳②にとらわれない心構えを持てれば

愛されたい、悲しみ、嘆きを主とする
心の痛みの源である左脳②に騙されず

左脳①で目指す最適な人生への道
を歩むことができます。

つまりあなたは、左脳②を作動させず
●左脳①を作動させる新しい選択を選ぶようになります

つまり、新しい選択をして
意識的にその選択をしていこうと
決めるだけで良いのです。

そうすれば、自ら選んで左脳①の回路を動かし回路を強化していくことができます。

癖になってしまっている左脳②の思考パターンも、回避することができるのです。

左脳②の思考回避の3ステップ

まず、左脳②の回路を切断し、新しい思考の余地を作ります

●回路を作っているニューロン同士の間には空間が実は20~30nmほどあいていて、
これをシナプス間隙(かんげき)といいます。

この空間に流れる信号は進み続けるものではなく、止めたり、組み替えたりできます。

つまり、私達自身の意志で、
細胞間のコミニュケーションを
瞬時に止めることができます。

左脳②の負の感情連鎖、
作業の連続性を断ち切るために、
90秒以上の気晴らしを試みましょう。

体を動かすでも、仮眠を取るでも、
気晴らしにふけって漫画を読むでもよいです

脳は神経学的レベルで、
ストレス回路を遮断することでリセットし、
脳内を囚われていた感情から
スッキリさせることができます

間に別作業を入れることで、
新たな気付きや
可能性を受け入れられるように
なることがわかっています。

●ステップ2

過去に脳に刻み込まれたパターン化された
古い反応を実行、遂行していないことを
確認できたら

左脳①で新しい選択をして、
意識的に新しい回路を作ります

●ステップ3

訓練すれば、左脳①思考で
自分で選んで回路を動かすたび
その回路は強くなっていきます

あなたが4つの脳を意識し
あなたの意のままに手札を
入れ替えられるようになれば

あなたは本当の意味で、
古い脳の奴隷から抜け出し

あなたの脳の主人になれます

あなたの人生の舵をきれる
スタート地点にようやく立つことが
できるんです

難しい部分なので
●もう一度ステップを復習しましょう


左脳②の感情にあなたが引きずられそうになったら?

左脳②の感情に振り回されるのではなく
左脳②を観察することに専念し
集中しましょう

(これがメタ認知でした)

関与するのではなく、観察するという
修正意識を忘れないようにしましょう

左脳①に目をつけられた
左脳②のエネルギーが
だんだん消滅してきます

感情回路を刺激していたエネルギーも、
消滅していくのが感じられるかもしれません

凝縮した目に見えないエネルギーが
拡散している証拠です

●こうなればステップ2です

一瞬、左脳①がオンラインの
接続状態となり、脳の遠くの方から、
意識が戻ってくる感覚を味わえるはずです

左脳②によって作られていた
脅威が排除され
物理的安全状態に自分が今
存在していることを
あなたの左脳①が確認できた状態です

あなたの血液中に先程まで
溢れていた悪い化学物質が
完全に中和され、

頭がクリアになり、
冷静になり、
あなたはこれから良い決断が
できる状態に入ります

これが、回路が自動的に先走っていくのを「やめさせる」意志がもてたという感覚です

このとき、

●まさにステップ3の
自分で選んで左脳①の回路を動かし
回路が強化されていることを示しています

これを一週間も続ければ、
より神経回路は強化され
速い速度で電流が流れ

3週間もすれば、回路は定着し
あなたの脳内配線の変更が
完了した状態になります

こうなれば、新しい生活習慣が
一つ生成されたことを意味します。

脳にしっかり定着するまでに
3週間かかりますが、
同時に発火した神経細胞は
結合をどんどん深めていきます

回路はその度に補強されていくので
自身を持って、左脳①思考を
くりかえし思い出し
使っていきましょう

この繰り返しで、脳に永続的変化を
起こすことが私達人間には
可能なのです

(ただし、一旦生まれた神経のつながりは、2週間使われずにいると完全に淘汰され消されてしまいます。

2週間以内に、もう一度使われさえすれば「必要なルートとして」残されます)

「3日坊主という言葉がある通り、私の場合は3日で限界なんですけど…」というご質問をいただくことも多いので

補足で3日坊主についてご説明させていただくと

これは3.5日で「順化」と言われる神経のエネルギー節約の反応のためです。継続しようと新しい神経の配線が作られようとするとき

神経は過活動状態になります。

すると「いきなりエネルギー使いすぎだよ!めっちゃ負担なんですけど…」と神経を一旦休止状態へ導きます

これがいわゆる「慣れ」です。科学的には「順化」とよばれています

順化は3.5日でおこるとされています

そして、一定期間たつとこの抑制状態が解除され
「そんなに続けたいなら、またこの回路を使ってもいいよ」と再び活動できるようになります

これが「脱順化」で、4日目から使えるようになります

「3日坊主で習慣化できない」と悩んでいる方は
これもまた脳の仕組み・仕様であって
自分のせいではないことを
自覚しておくと、

習慣化の手伝いになります

●覚えておいてください
人間の知能とは
その脳を構成するニューロンの接続数に
左右されるのです

ニューロン間の接続が
多ければ多いほど

・ニューロン同士のコミュニケーションは

活発になり

・その情報は、全体の知識に
追加されていきます

・ニューロン同士の繋がりが強まると
思考や感情の質が、
より高度に分化し洗練されます

ただ左脳②思考で流されるままに
生きるのか
意識的に左脳①思考で生き、知識を得て
脳を進化させるのかは、

選ぶことができるのです

左脳②の外因的刺激中心の
環境依存、他者依存脳の人は、

極端に接続数が少ないです。

●これはインターネットに
つながっていないパソコンで
作業している人と一緒です。

ハードドライブに保存されてる
情報しかアクセスできません。

逆に、左脳①思考で、思考や感情の質が
高度に文化し洗練されている人は
色々な思考を使うことができます。

接続が多い脳とは、
インターネット上の全ての情報に
アクセスできるコンピューターを持っている人に例えるとわかりやすいでしょう

インターネットに接続している人は、
膨大な量の情報にアクセスできます。

人間の知性の発生には、
ニューロンが接続を通じて

情報共有する必要があり
知能は単に脳のニューロンの数に
よるものではないのです。

あなたがしなければならないのは、

素早く左脳②の過去バイアスの呪縛から
抜け出し、感情の犠牲で
あり続けることをやめ、

より早く左脳①思考を
回復できるかどうかです

これが、これからのあなたを
守っていく力・スキルになります

あなたはもう脳に欠陥・問題があることを
学びました。

後は左脳②思考の回路をどれだけ使わずに
左脳①思考の回路を増やしていけるかに
人生がかかっているといっても過言ではありません。

では、この第一章の最後には
これから左脳①思考をあなたが
使っていただく上での注意点を
解説して終わりにさせていただきます。

その注意点とは
あなたがいくら左脳②思考を抑え込もうとしても

長い間実行してきた左脳②の古い回路は
すべて脳内に配線されたまま
になっている
ということです

回路は残っているので
いつぶり返すかわからない、ということです

新しい回路を動かし続けないと
大脳辺縁系思考に、いつでも元通りしてしまうのです

ですが、

●回路は走らせれば走らせるほど、
強くなり、強化できる特徴があるので

左脳②の思考回路を弱め

左脳②の欲求や、欲望から逃れるために

●左脳1の新しい回路を行き来するよう脳をトレーニングしていきましょう

脳4分割思考法を活用することで
新しい神経接続を作り
最高の自分の状態を
いつでも前面に押し出し保てる様になります

あなたはこれから本講義を最後まで聞いていただくことで
どの回路を動かすか
選ぶ力を手に入れられるようになります

どの回路をその脳をつかって
集中して走らせたいか
自在に選ぶことができるよう訓練方法を
第二章からは具体的にお伝えしていきます

第三章では
習慣化の元となる回路をつくり
強化していくことで
これまで困難だった「継続力」を
手に入れることができるようになります

あなたの脳の4つの脳のうち、
どの脳が強くあなたの脳を支配する傾向が強いのか

どの脳がどんな時に自動運転中になるのかに意識を向けて
自分の現在のパターンに注意を払い
あなたの習慣力を作るお手伝いをさせて頂きます

●もしあなたが、左脳②思考に支配
されそうになった時は

もしくは支配されてしまったら
以下のことを思い出してください


1
神経にはどのニューロンとコミュニケーションするかを自在に組み替える能力
可塑性(かそせい)がある
であるならば、左脳①回路を選んで使う事は
たった今からでも可能である
2
意識的に新しい回路を使うように行動すると決めて
何度もその回路を使えば
回路は使えば使うほど強化できる
3
神経解剖学的レベルで
新しい習慣的反応を作り出す力を自分はもっている
ことを信じる
4
もし感情的になったときは
自分の左脳②が出てきていると自覚し
自分は今
左脳②の奴隷になってしまっていると認知する

現在の自分の思考喜怒哀楽、行動の、パターンを
観察するその起伏に 意識を向け

左脳②と関わらないことを、意識的に左脳①で選び
距離を置く意識を左脳①で保つ

5
左脳1に切り替えたいのに
左脳②が邪魔をしてくるときは裏技「90秒ルール」を使えば
科学レベルで理論的にはどうにかなるものだと知っておく

●90秒間、負の感情をやり過ごそう

私達は生きた生体ネットワークなので
感情の原因になっている脳内物質が
ある刺激によって放出されることで
脳は機能しています

神経回路や感情はただの電気信号の集まりであり
私達はつかう神経回路を自分で切り替えることで
感情をコントロールできるともお話しました

そして使う回路だけではなく
例え同じ回路を使ってしまったとしても
「救助方法はある」ということを
覚えておいてください

先ほどシナプス間隙には
数万分の1ミリほどの間があいていると説明しました

実はここは、電気信号は通ることができないんです
したがって、電気信号を、化学信号に置き換えて
それをシナプス間隙に放出させ
次のニューロンに受け取らせることで
伝達していくのです

ということは
電気信号が止められなくても
どうにか化学信号を止められれば、その回路の
感情の伝達を、防ぐことができるようになります

実際に

感情の生理作用が
体内から洗い流されるまでの時間は実に90秒
と言われています

つまり

どうしても左脳②の配線を使ってしまって
エゴの感情に引きづられ
左脳②の支配から逃れられないときは

90秒とりあえず黙って
まずは、90秒やり過ごすことを
考えてみてください

そのたった、90秒の連続と連鎖が
あなたの人生を決めているんだと
意識してみてください

あなたはこの90秒間の奴隷なのかと
自分に問いかけ

感情的になったときは
その90秒をなんとかやり過ごせるような
気を散らせる別の行動をわざととって

左脳①があなたのリーダーになるまで
しばらくの間
辛抱強く待ちましょう

90秒が次の90秒に連続的に移行するのをおさえることが
できれば、90秒の負の連鎖は断ち切ることができます

違う感情に移入できるように
違うストーリーに没入できる
工夫を作っておくと便利です

たとえば

●その90秒の間にこんなことを考えてみるのも
いいかもしれません

このまま左脳②にとらわれていると
一体どんな人間になってしまうのかを
疑似体験してみるのです

これは左脳②に取りつかれた人間の末路の思考回路です↓

・自分は普通の人とは違うんだ
・自分のことは、所詮他人にはわからない 誰も理解なんてしてくれない
・自分は特別で、皆と違って救いようもないほど変わっており孤立している
・皆は簡単に街に繰り出しパーッと騒いだりして気分転換できているが
私はそうじゃない
私だけは、そんな尻軽なお気楽な人間じゃない
・誰も自分をわかってくれないんだ
自分だけがつらくて
なんて恥ずかしい、惨めで、誰かを責めずにはいられない
絶望を感じる けれど人から愛されたくてたまらない
私は内心、激しい敵意を心のうちに秘めている
誰かを責めて楽になってしまいたい
これは全部、こんな終わっている社会のせいだ
これは全部、自分じゃない誰かのせいなんだ

●なんてエゴの塊に満ちた、自分目線のやばい思考回路なんだ
と思いませんでしたか?

これこそ左脳②の本質なのです
自分はつらい
自分はこんな思いをさせられる人間じゃない
報復してやる
そうして他人へ敵意が向き、処罰欲求に脳が支配され
他人を罵ったり攻撃することで
ドーパミンが放出され、気持ちよくなり
責任転嫁しつづけ、
何も生まない負の連鎖を生んでいくのです

脳内で一人復讐劇を遂げ続け
あなたはこちら側に
(左脳①思考ができる人間側に)
かえってこれない底辺の人間に成り下がってしまいます

これが感情にとらわれ続ける人の末路です

この講義をお聞きいただいている
志の高い皆さんとはすでに程遠い思考だと思いますが

間違っても上記のような
残念な他責の思考回路の人間には
なりたくありませんよね

もしこれから
あなたが何かの拍子に
左脳②思考にとらわれそうになったときは

そんな悪夢にとらわれている時間は1秒でも
勿体ないと左脳①であなたは自分をなだめ
大脳辺縁系思考から助けてあげましょう

●あなたが自分の認知の力で、あなた自信を
助け、左脳②の呪縛から救いあげていくのです

あなたには、こんなところで立ち止まっているわけには
いかない、大事な目標があったはずです


あなたがしなければいけないことはなんでしたか?

もしも感情的になったとしても
左脳①により
利用資源を他者や環境に見出し
それを活用し
自分の自己実現の目標の達成、内的喜びのために
行動を尽くすこと
でしたね

自分を可愛がって悲観して
左脳②に囚われたままでは
あなたの成長は永遠にとまったままです

むしろ後退し続けてしまいます

90秒で、負の連鎖をとめましょう
負の感情に惑わされ続けては
あなたのためにはなりません

左脳①思考の回路を維持するための手法は
●第2章からも詳しく続きを解説していきますので
楽しみにしていてください

大脳辺縁系の奴隷で居続けるか
それとも大脳辺縁系を使いこなす
脳の主人となれるかは、

本講座へのあなたの姿勢次第です。
これからのあなたの人生のために、
最後まで本講座をお役立てください。

もうあなたは大脳辺縁系思考の奴隷から、
主人になりかけています

大脳辺縁系思考を識別できる、
1つの「視点」を手に入れました

あなたは、普通の人には認識できないモノ
みえないものが
少しずつ認知し見える脳へと変革を遂げる真っ最中です

普通の人は、
大脳辺縁系思考に操られたまま、
選ぶことさえできずに、
正常な判断もできないまま、

生まれて、育ち、恋をして、子をなし、育て
人によっては大脳辺縁系に蝕まれ病気になる経験をしながら
心を病んだり
身体を壊して
命をたってしまうこともあります

大脳辺縁系の意のままに操られながら
一生を終える人が大多数なのが現実です

大脳辺縁系に操られている人間の多くは滅多に目を覚ますことはありません
自分たちが都合のよい世界で生きていることを
彼らは気づく機会さえ与えられません

夢の中にいる人間は
自分が夢を見ているとは
気がつけないのです

さて、次の章からはもっと詳しく
徹底的に
大脳辺縁系の左脳②の悪夢を
打ちのめしていきましょう

今日で「脳に支配される日は終わり」です

この講義を聞いて、
今日からあなたの脳を覚醒させましょう

それではこれにて第一章の講義を
終了させていただきます

ご清聴ありがとうございました